男性だったらそこそこ口下手が一番。
そういう男性の脈ありをぜひ狙ってみてください。

同じ男性と付き合うなら、女性のあしらいが上手な方が楽しいに決まっている、とか、口下手寄りは話し上手な男性の方が飽きが来ない、みたいに考える方も多いかもしれません。

でも、それはただ「付き合う」時だけの話。

結婚相手として家庭生活を考えれば、むしろ男性ってちょっと口下手なくらいの方が向いているのではないでしょうか？
もちろん毒舌とかはNGですけれど。笑

そんな彼氏の脈ありサインをもらえれば、ゴールインへの一番の近道。
そのひとつといえるにちがいありません。

口下手な男性の脈ありはここで見極めよう

口下手な男性というのは、自分で口下手と分かっていることが多いものです。
それにコンプレックスを感じてもいるし、だからあまり自分でもしゃべりたがらない人も多いのです。

だからちょっとやそっと、話しかけてみたりしてもなかなか脈ありかどうかは分かりません。

でも、それでもそこには確かに見極めるコツがあります。
その男性に慣れてくれば、たとえ口下手でもそれとなく気付く、そんなワザがあるのです。

【1】目線が大事

男性が口下手な場合、とにかくこちらからしゃべっていってください。
ちょっとした世間話、仕事の話、趣味の話などなど、ぶつ切れでもかまわないので、貴女の方からしゃべる姿勢が大事です。

その時、必ず聞いている男性の目線に注目してみてください。
たいてい口下手の男性だと、最初は面食らうような態度になりますが、慣れてくるとちゃんと目線を合わしてきます。

その後、貴女に脈ありならば、別な意味で目線をそらしたりしてきます。
別な意味、というのはもちろん貴女のことを特別な人だと考えてのこと。
だからけっこう恥ずかしがったりするそぶりもあるのです。

逆に、脈ありを示すかのようにこちらをじっと見てくれる男性もいたりします。

この2つのパターンが顕著で、ようは他の男性諸氏とは違った目線の反応だと言うこと。

もちろん貴女の方は彼が目線を外したとしても、まっすぐ男性の方をみながら話してください。
その誠実さが脈ありな彼にはピンとくるからです。

【2】世話を焼いている内に、向こうから寄ってくる

口下手な男性というのは、最初はどうしてもけっこうぶっきらぼうに振る舞ってくるものです。

中には少なからず毒絶めいた人もいますし、貴女がそれを嫌うなら仕方ありません。
けれども「この程度なら我慢できる」「小出しに口の利き方を注意していけば上手くいくんじゃないかな」みたいに有望株だったら、もうちょっと我慢してみましょう。

その上で、いろいろと服のほころびや身の回りの世話を焼いたり、ちょっとした話題を使って話しかけてみる、それを続けていってみるのです。

そうすると、何気なく男性の方から少しずつ好意を示してくれたり、親しく接近してくれるようになることが多くなります。
口下手な男性ほど、この傾向って強いんじゃないでしょうか、私はそう感じます。

結局口下手な人というのは、話がヘタだというコンプレックスもあるし、その反動として自尊心も強かったりすることも多くあります。

そんな自分を認めてくれる女性がすぐ近くにいることに気付いて、内心本当は嬉しいのではないでしょうか。
そして、静かではあるけれど、より濃厚な脈あり表現を見せてくれることがあるように思います。

口下手な男性が結婚相手に向いている理由

そんなわけで、口下手な男性の脈ありとそのアプローチの仕方、脈ありの引き出し方をお伝えしてきました。

ところで話は最初に戻りますが、こうした口下手な彼氏の方が、話し上手な男性よりも家庭生活に向いている、そう考えるのはなぜか？

結局、それはぶっちゃけた話ですが、口下手な男性の方が安心できる、ということにつきるのです。

なまじ押し出しもなめらかで、女性にスマートに接してくれるような男性だと、後々簡単に浮気されるような心配も出てきます。
でも口下手な人だと、そういう気遣いも少ないわけで、結婚して家庭生活に入っても、余分な気苦労も少ないわけです。

もちろんこのあたりは人それぞれ。
いろいろな男性もいますし、女性の方だってこの程度の他の女性への目移りなら許せる、許せないみたいな差も出てくると思います。

でも最後になりますが、口下手な彼氏だったら、その脈ありは将来へとつながる可能性が大きいということ。
ぜひこれを忘れないでいただきたいのです。

島袋摂子