タイトルを読んだ方は、ものすごくヘンテコな話だと思うかもしれない。
けれど、ここに1つのすごいセオリーがある。
それが私が主張する、「婚活を本気でしたければ、実は諦めたときに大きなチャンスが訪れる」につながる、ということ。
毎月のように多額のお金をつぎ込んで、婚活をがんばっている女性たち。
私のまわりにもそんな女性がたくさんいる。
けれど、ハッキリ言ってみんな上手い出会いにつながったりしない。
そんな女性たちに、諦めたとき、なぜ婚活が実るというのか?
少しでも行動のヒントになっていただきたい。
そう願って、説明してみたい。
婚活を諦めたとき、あなたは美しい女性に「戻る」?
なぜ婚活を諦めたとき、出会いとか結婚のチャンスが巡ってくる、と言うのか?
まずコレは簡単なことで、婚活を諦めたときには、すごく美しい女性に「戻る」可能性が広がるから。
シャカリキになって出会いを追い求めている、そんな余裕のない女性。
それよりも、いざ婚活を諦めて、その後に本来の自分自身を取り戻した女性。
あなたはどちらの女性の方が気持ち的にも余裕があって、それこそ天真爛漫に振る舞うことができるようになると思うだろうか?
もちろん誰でもそれは「諦めたとき」だと答えるにちがいない。
私はこれを言っているだけなのだ。
まずこのポイントをしっかり押さえていただきたい。
諦めたときこそ背後のスピリットとつながるチャンスが出てくる
そしてもう一つのポイント。
これは、私同様にスピリチュアル的な考え方とか内容を肯定している方たちに向けて言うのだけれど、ある目的に向かってギリギリと根を詰めて苦しんでいることは、現実の生活では必ずどこかで大切だ。
けれど、そういう時にはなかなか芽が出ない。
上手くいきそうで何となく肩すかしを食わされて、失敗に終わってしまうことが多いはずだ。
それは結局のところ、気持ちに余裕がなくなって、見た目とは裏腹にあらぬ方向に自身の心が脱線してしまっている。
そんな可能性がある。
つまり、これが私たちがいつも体験して苦しんでいる「いくら努力しても実りのない婚活」になる。
けれど、そういう風にして努力に努力を重ねた末、
「私の力じゃもうここまでにちがいない。これでも結婚相手が見付からなかったら、きっと運命よね。もうやめた!」
そうやって、がんばりにがんばった末に諦めたとき、気持ちが定まってすごく余裕が生まれてくることが多い。
実はスピリチュアル的に考えれば、そういう心のゆとりがあなたの中に生まれることで、あなたを背後から守ってくれている様々なスピリットと通じ合うことができるようになる。
そしてその結果、思わぬところで出会いが生まれたり、意外なところで身の回りに結婚相手がいることに気付くようなチャンスが生まれることがある。
これを見逃す手はない。
行き詰まったら本来の貴女に戻ること
ただ、それでも多くの女性は、そんなに安易に婚活を諦めるときをこさえてしまって大丈夫なのか、すごく心配になるにちがいない。
いや、私自身も未婚のアラサー女性の端くれなのだから、婚活がどんなに大変なのか、肌で知っているつもりだ。
かすかな可能性にすがるようにして、評判の良さそうな婚活業者や結婚相談所を探しまくって、それを続けているのに全然上手くいかない。
そして、もうダメかも、と考えているところに商魂たくましい業者が私たちの欲求を言葉巧みにあおっていろんな知恵(みたいな情報)を教えてくる。
「それでも今がんばらなきゃ出会えない」みたいな、それこそ自分たちの言うことに従わないといけないみたいなことを言ってくる。
誰だってそんなプロの人たちの言葉には言い負かされる。
そして、確かにそういう業者の言い分、一理も二理もあるかも知れない。
だから実際そうしなければならない、と思う女性だって多いことだろう。
そして、諦めたときこそ出会いがある、などと言われても「冗談じゃない!」と反論するだろう。
でも、そうやって闇雲に尻をたたかれるように出会いを追い求め、多くの女性が婚活で苦しんでいるハメになっている。
そうも言えないだろうか?
ハッキリ言って、気持ちに余裕がなくなっている女性はちゃんと顔にそれが出てしまう。
分かる人には分かるものだ。
これって、本当に怖い事ではないだろうか?
そして、出会いというのはあくまでも努力もあるかもしれないけれど、それ以外の、それこそ「天の配剤」みたいな、自分の力ではどうしようもない部分もある。
行き詰まったら本来のあなたに戻ってみよう
だから、最後になるけれど、婚活をがんばってがんばって、それでもどうにもならない、そういう袋小路に追い詰められたとき。
そういう時にはいったん手を引いて、本来のフラットな気持ちに立ち戻った諦めたとき。そのときに本来のあなたに立ち戻るときが来るのではないだろうか?
血眼になってお金をつぎ込んで実らない婚活を続け、それでもどうにも上手くいかない。
そして身も心もぼろぼろになる。
それもその人の自由かもしれないけれど、ご自身で、ある「ポイント」を決めてみること。
そして、それを越えてもやっぱり出会いがない様だったら、考えてみるべきではないだろうか?
婚活ばかりではないけれど、自分の手の届かないことを諦めたとき、男性でも女性でも、いや子供たちでも晴れ晴れした、魅力的な顔に戻ることが多い。
婚活努力をガリガリ続けている女性。
その気持ちは痛いほど分かるけれど、そういう女性に対して、出会いや結婚を諦めたときの女性。
男性たちにとって、どっちが魅力的なのかは考えるまでもないだろう。
そう思ったら、後はあなた次第。
あくまでも自己責任だけれど、がんばるところはがんばる、引くべきところは引いてみる。
それが一番成功に近づく婚活にちがいない。
神野天希(かんのあまね)