習い事をスキマ時間でしようとするとき、男性との出会いを考えている人も多いはずだ。
同じ習い事をしている男性と出会いたい。
そういう出会いの確率の高い習い事をネットなどでリサーチして選んでみる。
確かによい方法だと思う。
だけれど、いくらそうやって良さげな習い事を始めても、なかなか思うように出会いがない。
悲しいけれどそんな人も本当に多い。
でもそれはあるコトをしていなかったからじゃないだろうか?
だとしたら、せっかくよい習い事をしているのに、そのせいで出会いがない、というならもったいない!
もしも貴女自身が当てはまる?と思うなら、ちょっとお付き合いください!
同じ習い事でも男と女は違う?
習い事で出会いを求めようとして、いちばん「アレ?」となるのがこれじゃないだろうか。
男性と女性が習い事を通じて出会いを考えるとすれば、スポーツや手芸、料理なども人気だ。
だから婚活パーティーなどで出会った後、そういう趣味や習い事で意見が一致。
同じ好みを生かして、関係を深めていくことになる。
けれど、私も経験があるけれどしばらくそうやって付き合っていくと、お互いの好みや考え方が微妙に違ってくることが多い。
もともと男と女のちがいという部分のせいかもしれない。
同じ習い事、たとえば料理教室に2人で通ってみたりしてしばらくすると、
「僕はこういう料理が好き。こういう味が好き」
とか、
「私はお酒が好きで、料理はもともとそんなにやりたくなかったの」
みたいに、けっこうアラが見え隠れしてくるものだ。
スポーツだって、たとえばテニスが婚活や出会いでも「活用」されてるみたいだけど、
「私もともとテニスよりもダンスの方に興味があったのよね」
「あくまでテニスは出会いのための腰掛け。そんなに面白いと思わない」
というふうに本音が長い付き合いの中で出てくることだってある。
同じ趣味であっても微妙な行き違いでポシャる!?
もちろんこういうことは、お互い付き合いを求めているワケだから、同じ習い事だとしても、あくまでも出会いのためのものなワケだ。
だから前もってお互い折り込み済み。
なのも間違いはない。
ところが、そういう同じ習いごとをしている中で、微妙な行き違い、考えのちがいがあとあと大きい溝になることだってある。
そういうところがなかなか最初のうちは見えてこない!
相手がイヤに思うことはお互い避けるようにして、要するに「譲り合って」いるわけだから。
でも長々付き合っているウチにお互いの「真相」も割れてくるワケで、とくにそういう小さな行き違いの要素として、
「これだけはもうゼッタイに譲れない」
とか、
「いくら小さくても、こういう違いはゼッタイに許せない!彼がそれをしているなんて考えるだけでもイヤ!」
とかが見つかったりしたらどうだろ?。
男性側でも女性側でも、こういう深刻な「小さなこと」を押さえてまでも付き合いを続けてよいかどうか?
安直に別れるのは今までの付き合いを棒に振るわけだし、かといってこのまま関係を続けていったら、暗い未来しかないかもしれない?
これってすごく岐路に感じるハズだ。
バッドエンド過ぎる?習い事でまさかのケンカ別れも
そんな判断の参考になれば、と思って、ここでちょっとエピソードをお伝えしてみよう。
私の知人女性だが、料理の習い事でたまたま一緒に料理教室で出会って気に入った男性がいた。
マジメに独身で、普通の40代前半くらいのサラリーマンだったらしい。
最初はどちらからと言うでもなく、あれこれ料理の実習をしているウチに言葉を交わし合い、しばらくしたら外で交際も始めたとか。
それで、
「意気投合しているかな私たち?」
「この人なら良いんじゃない?」。
というわけで、深い関係とは行かないけれど、お互いの住まいに時おり訪れて料理のことやら生活のハナシなんかをするような関係になっていった。
ところが!
その男性、彼女の話によれば、まぁ料理の内容にうるさい!
鍋の扱いから火の扱い、調理器具の置き方置き場所!
決してプロの料理人というわけではないけれど、自分なり、自分だけのルールをキッチンでがちがちに徹底している人だった。
特に男性の自宅ではたまらなかったとかで、彼女がキッチンの中で「活躍」しているのを観察していると、眉根に八の字をつけてこうしろああしろああでもないこうでもない、機関銃の小言。文句。
あからさまにイヤ~な顔しながらだったとか。
(どんなこと言ってきたかは伏せるけど、これは聞いてて耐えられんかったなあ)
そしてよくよく話を聞いてみると、料理はさておき、好みの食べものとかがまったく違うことが後々分かった。
ついでに料理はあくまでも習い事として趣味には入らないとしても、他の趣味が彼女の「口」に全然合わなかったとか。
結局お互いにそんな違いが分かってくると、だんだんと付き合いも薄れていったらしい。
それでも「割れ鍋に綴じ蓋」、といってはアレだが料理教室にお金を払ってきているからか、二人して料理教室にはしばらく通い続けていたらしい。
でもそうなると、教室側の事情からペアにさせられて一緒に料理する場面も出たりするわけで、そうなったことも2,3度あったらしい。
でもある時、やっぱり男性が彼女のやり方作り方に顔をしかめてブツブツ文句を言ったことがあったらしい。
今までそのグチグチにずいぶん耐えてきた彼女、最後の最後にはぶち切れた。
そしてLINEで別れの言葉。バッドエンド。
その後彼女どうしたかというと、その料理教室をやめて別な料理教室に鞍替えしたんだとか。
習い事は出会いにとって単なる「入り口」。最初はしばらく冷静に
というわけで、
同じ趣味の教室なら出会いやすい、同じ習い事とかスポーツなどに参加していると声も掛けやすい、仲よくなりやすい、ということも確かだと思う。
私もそうやって、一時期大手の英会話教室に通ったこともあったけど、それでも出会いもなかったし、声を掛けられる、出会えるのは見た目それほど多くない、というのが印象だった。
というか、グループレッスンでも他の女の子はみんな20代だったし、私がひとりオバサンで浮いてたっていうか涙
あんまり参考にならなくてすみませんですごめんなさい!
ということで、考えてみると確かに習い事で出会いを狙う、というのは確かにアリだろうし、打ち解けて仲良くなればそれなりに楽しいかもしれない。
けれど、その場の雰囲気とか、お互いの「同じことを習っているから」ということで、安直にすぐその気になるのは本当に微妙。
それよりも
最初の印象で「思い込んで」しまうことなく、しばらくは時間をとって冷静に、観るべきところは観ること。
こういうことになるだろうか。
もちろんケースバイケースだから、様々な出会いの全部に当てはまるとはいえないと思うけれど、それでも確かに冷静に相手を見つめる時間をつくること。
これは本当に大切になる。
あと最後になるけれど、確かにこうやって相手を観察するということは大切と言える一方で、逆に女性の方。貴女の方は男性にとってどんな見え方、感じ方になっているのか?
本当に私自身にも言えるけど、男性の嫌う習慣とか口の利き方とか、一挙一動とか、あるのかなといろいろ考えてみるのも忘れない方がよいだろう。
ということで、お互いがんばりましょう!笑
丸山さくら(仮名)