小林麻耶さん(37)の実の妹、小林麻央さん(34)が末期がんで他界された。
その麻央さんと姉・小林麻耶さんが前世では親子、それも母と娘の関係だったということがまことしやかに言われていたのを聞いた方がいるのではないだろうか?
もちろん小林麻耶さんが母親、麻央さんが娘だったということになる。
他界した人に対して、前世とか言う眉唾な情報を重ねるのはあまり良いとは言えないかも知れない。
けれど、その前世で親子の関係だった小林麻耶さんと麻央さんだからこそ、今の世でもあれだけ深く強い姉妹の絆が見られた、またはそういうふうに周囲に思わせるくらいに異常なほどに仲良しだった、ということも言えるように感じる。
そして真偽はどうか分からないけれどそういう風に、二人が前世で親子、母と娘だったと主張するスピリチュアリストが2名ほどいるようだ。
異常なほどの妹愛に満ちた小林麻耶?「麻央ちゃんのためなら命も差し出せる」はやっぱり前世のつながりかも
前世で果たして親子だったのかどうか、誰も検証できないわけだけれど、確かにそう思わせるほどに小林麻耶さんの麻央さん思いはある意味常軌を逸しているくらい深いと言ってよい。
何しろ小林麻耶さんが自著「まや道」の中で麻央さんに向けた強い愛情を語っていることも有名だ。確かに前世で親子だった、くらいな印象は連想できる。
「病的に妹のことが好き」
「麻央ちゃんのためなら命も差し出せる」
ここまで妹を思っていられる姉というのもすごい。
私の友人女子にも姉がいたりするけど、高校時代など、殴り合いのケンカになったという程に仲が悪い。
兄弟でなく、姉妹で殴り合いというのが新鮮だ。
しかも姉のパンチを顔に受けた彼女、数日は目の周りに青たんが出来ていたとか(!)。
もしかしたら彼女姉妹の前世、親子などではなく恋敵か何かだったのかも知れない。
だからその彼女が小林麻耶、麻央さんの仲良しすぎる関係を知ると、「冗談でしょ!」で終わってしまう。
自分が倒れて妹に謝る姉、「姉神」と感謝の妹
スピリチュアルな話を信じるのは自由だし、増して二人の前世が親子だったというのは空想を聞くような話なのでよけい信じろと言う方がムリだ。
でも、その姉妹愛、とりわけ姉の彼女が妹の小林麻央さんに献身的に尽くし、妹はそれをしっかり受け止めて感謝する、という二人の図式ができあがっていた。
16年5月19日、「バイキング」生本番中に突然倒れて救急搬送された小林麻耶さんは、明くる17年4月1日にようやく復帰している。
倒れた原因は過労。
妹の真央さんがすでにがんに冒され、その看病とテレビの仕事にてんてこ舞いの状態が続いていたためのようだ。
そして倒れたときの姉を麻央さんが言うには、姉の小林麻耶さんは
「麻央ちゃんごめん。助けられなくて。でももう大丈夫。私が救うから。」
と叫んでいたという。
夫・市川海老蔵さんもその姉妹二人の中には割って入る余地もなかった様だ。
義理の弟になる海老蔵さんも、小姑となる麻耶さんの手を借りなくては麻央さんの看病にまで手が回らず、役者と妻の看病、そして二人の子供たちの世話と八面六臂の活躍となる。
「小さいときからいつも私を助けてくれた、私の心の支えだった」と、姉の彼女には深く感謝し、病状がいよいよ重くなってからは毎日看病やマッサージに来る彼女を「姉神」とも呼んでいた。
(5月17日 ブログKOKORO「隠し撮り」より)
前世で親子(母と娘)とは?2つのソースとは
以前テレ朝で人気だった「オーラの泉」(2005年4月4日~2009年3月14日)で小林麻耶、麻央さんが前世を占ったらしいのだが、その際に出てきたのが二人の「前世は親子」説。
私も直接視聴したわけではなく、伝聞なため二人は恋人同士という内容だったとの情報もあるようだ。
ただ、親子だという話の方が私は気に入っているのでそれで進めてみたい。
その話の中では小林麻耶さんが母、麻央さんが娘で、生き別れたか何かしてしまい非常に辛い目に遭ったという。
そのあまりにも悲しかった気持ちを解消するために二人で生まれ変わり、現在のように姉妹になったとか。
もう一つは「バイキング」でToshi&Lithi(トシ&リティ)が、同じように前世では親子だと指摘。
ただ、母親だった小林麻耶さんがある男性に騙されて麻央さんを産んだという。
そしてその後、夫の男性は逃げてしまったとか。
こんな苦い前世体験があるから、小林麻耶さんは結婚という行為に今でも躊躇したり、また妹をそれこそ実の母親のように可愛がっている、ということのようだ。
(参考 http://chiespi.blog.fc2.com/blog-entry-610.html)
くどいようだけれど、信じる信じないは自己責任でご自由に。
今生きている中でより幸せを
ただ、そんな姉の必死の願いも空しく、妹の麻央さんは夫・海老蔵さんの言うとおり、“旅立った”。
あるいは我が娘のように可愛がってきた妹だけに沈痛な思いはどこまでも残り続けるだろう。
ただ、前世では親子だったという関係が万一あり、それが今世に影響していたと言うことが本当であっても、それら過去の事柄を解消して、いっそう幸せをはぐくむために今生きている。
そういう見方も出来て良いと思うし、そうあるべきではないだろうか。
小林麻耶さんも、今度は天国に行った妹からの背中押しを受ける番かも知れない。
まだまだ辛い日々が続くかも知れないけれど、自分自身の幸せをしっかりと掴むよう、ぜひがんばっていただきたい。
最後になるけれど、亡くなられた小林麻央さんのご冥福を心からお祈りします。
神野天希(かんのあまね)
《追記:小林麻耶さんが結婚!》
麻耶さんが18年7月27日、電撃的な結婚を果たした。
お相手の男性は彼女よりも4歳年下の一般男性。
ご自身ブログで発表しているけれど、本当に亡き妹・麻央さんの背中押しを受けたかのよう。
それをご自身でも語っていて、確かな喜びようが伝わってくるようだ。
こういうことってあるんだなあ、と思いつつ、心からおめでとうと申し上げたい。