最近、恋愛対象として年下男性にスポットが当たっている。
でも、年下男性から好意を持たれているのかどうかというのは、すごく曖昧な事が多い。
第一、好意のサインは目を見ればわかるとかよく言われるけれど、それを鵜呑みにして大失敗した女が約一名、今ここにいたりする。爆笑
でも、確かに年下男性特有の盲点があったりするのだ。
どう失敗したのか、そして年下男性の好意のサインは目を追いかけて大丈夫なのか？
本当に目にそういうサインが現れるのか、私のように思わぬ落とし穴にはまってしまわないよう、正しく彼らのサインを読み解く術をお伝えしてみたい。
私の大失敗『年下男性の好意サインの目』を焦って勘違い！
それなりに魅力があるし、ちゃんと好意のサインを目や動作などからくみ取ってよろしくやっている仲間の女子だっている。
そして年下男性も様々に将来へのメリットがあるから、と仲間の女子に誘われてちょこっとその気になって、
「コイツ（実は勤め先の後輩）私に気があるんじゃないの？」
「目でコンタクトをずいぶん取ってくる。好意のサインだな？」
と、思い込んだのが忘れもしない、30歳突入直前の頃、OL家業していた時だった。
アラサーで、待ったなし状態。
そして同僚女子からもゴーサインだがんばれ、とハッパかけられた事もある。
それで結局、自分からその年下男性に、徐々にテンションを高めるようにしてアプローチをこちらから仕掛けていった事があった。
確か「よかったら今度お茶でもね」みたいな声がけしていたと思うけれど、思いっきりガツンとすげない拒絶を受けた。
思い出すのもだ恥ずかしいけれど、オフィスの廊下で、誰もいないところを二人っきりになったとき、全然貴女の事は好きでもない、はっきりお断りしますみたいに言われた事がある。
じゃあ、目の好意のサインは何だったのか？
そもそも勤務中とか休憩中にこちらをチョロチョロ見ていたはずなのに、と私がそんな意味の問いかけを直接したところ、
「貴女の名字から、もしかしたら大学時代の同級生のお姉さんかな、と気にかかっていたから」
だけだそうだ。
なんともかんともやりきれない。
廊下にいたのは私たち二人だけで、周囲に誰もいないのが唯一の救いだった。
年上の女性を恋愛対象と考えない年下男性もいる
じゃあなぜ、この年下男性クンはヘンテコに好意のサインとも取れるような目くばせ、アイコンタクトをとったのか？
結局、年上女性の私たちと同様なのだ。
年下男性の方も、年上の私たちを恋愛対象として考えていない場合があると言う事。
自分の事だけにかまけていると、けっこうこれで失敗するのではないだろうか？
言ってみれば、単なる好奇心みたいな気持ちで、こちらの顔を除いたりする事がある、ということだ。
年上の男性だと、同じ目の動きでも好意のサインのつもりという意識が強いわけで、結局私は彼の目の動きを年上男性と同じレベルで考えていてしまった。
これが思いっきり敗因だったようだ。
年下男性はなぜ好意のサインが曖昧なのか？
もちろん年下男性すべてがそういう恋愛感情抜きであるわけはない。
ちゃんと人によっては年上の女性と交際してみたい、という場合だって多い。
最近は特に、芸能人達だってよく年上女房、年下亭主のカップルが多くなっているし、結婚しにくくなっている世相から考えて、そういう結婚やカップルの形を好意 的に観る人だって男女とも多くなっているに違いない。
ただ、そういう年下男性に取ってみれば、年上の女性は確かにハードルが高いという気持ちは自然に強くなるようだ。
それはもちろんいろいろ理由がある。
例えば次の通りだ。
- チラ見が多くなる。
- 目が合うとすぐそらす。
- それでいて笑顔が少ない。
- 中には、すね気味になることもある。
- 弄ってくる事もある。
これは全部、自分が年下だという負い目のためにシャイになる分、気持ちをはっきりと伝えてこない事が原因だと言ってよいだろう。
そしてこのために、普通の男性が示す好意のサインよりも曖昧に、ぼかしてしまう。よく好意は目に現れると言うけれど、それだけではなかなかピンときづらいのではないだろうか。
それは私の大失敗でも大体実感できるのだが。
勘違いを避けるためにはこうしてみよう！
と言うわけで、年下男性の好意のサインは曖昧で、おちゃらけでぼかしたり、子供っぽい様なアクションもあるので目だけ追ってもなかなかはっきりしない事も多い。
これが思いっきり私の結論になる。
そもそも仕事中でも、休憩時間中でもなかなか一人の同僚の動きを追跡して、それで彼の気持ちをはっきり知るのはすごく難しいはずだ。
だから特に職場のような、関係が密接な中で、貴女の方が何とか気をつけていこう、年下の彼の気持ちを確かめてみたい、という願望があるなら、次のようなことをしてみるとよい。
年下の彼氏とネンゴロになっている同僚女子から授かったチエだ。
- 相手のノリに合わせる
- 逆に、同調を突っぱねる
- 上2つを交互に試して、様子を見る
- 脈アリなら、女性の方から“助け船”も
この最後、女性の方から年下男性の好意サインを確認したときのアクションというのは、あくまでも男性側のイニシアチブを大切にしてあげて、彼を立てる事がコツだ。
思い出せば私も目を見て好意アリのサインと勘違いしてしまった当の年下男性には、日頃ちょっと上から目線のところがあって、こういう配慮がなかった。
「自分の方で“ちょっと上から目線”と思うのは、相手からすればすごい上から目線だよ」
と同僚女子から指摘され、しばらくは反省と後悔で塞ぎ込んでいた。
でも、やはりそういう曖昧な好意のサインを送ってくる時でも本音の時はある。
そういうときには、上の様にして一石を投じてみて、サクセスストーリーを目指していただきたい。
阿部しおり