社内恋愛はすごくデリケートだ。
ふつうは片思いから社内恋愛に進むけれど、基本的に仕事の場だから、相手に迷惑がられることも多い。
周りからもやっかみがあったり嫌われたりする。
でも、社内恋愛は迷惑とか難しいなど悪い事ばかりではない。
それどころかふつうの恋愛よりもすごくメリットがあったりするし、片思いから恋愛、そして結婚へのゴールインも十分出来るかも知れないのだ。
迷惑を怖がっていては社内恋愛はそれこそ難しい。
自身の片思いを素直に受け止めて、すばらしい出会いにするには何をしたら良いのか?
そこには絶対に忘れてはいけない“約束”がある。
しっかりお伝えしてみよう。
社内恋愛は難しくない?相手の迷惑とか考える前にこうしてみよう!
「ある同僚男性を片思いしてしまった。でも社内恋愛は難しいので自分の片思いのままで終わる方が迷惑をかけないかも」
多くの女性が考えることではないだろうか?
でも、もう少しよく考えていただきたいけれど、そういう気持ちの中には
片思いからすぐに恋愛関係に結びつけていないだろうか?
実際そういうケースもないことはないだろうけれど、いきなり片思いから社内恋愛に入ろうとするといくらでも相手の男性や周囲に不快な思いをさせたり迷惑をかける。
一気に行こうとするとどうしても苦難が待ち受けてしまう。
最初はきっかけ作りから
でもそうではなく、最初はきっかけ作り。
アイコンタクトなど、ほんの少しのアプローチからはじめるのがおすすめになる。
そしてその中で接点を探りながら、お互いの共通点や好み、性格の一致点などを見つけ出していく、という段階を踏んでいけば良い。
だからまず最初はちょっとした挨拶や会話、共同作業の中で仲良くなっていくこと。
その過程で貴女が本当にその同僚男性と付き合いたいという意思が固まるのかどうか、貴女自身も観察できるというメリットだってある。
一気に片思いから社内恋愛に行くとお互い何も分かっていないまま。
それこそ迷惑だってたっぷりかけることになる。
でも、こうして徐々に段階を踏んでいく中で、お互いの気持ちだって確かめ合うことだって出来てくる。
私が最もオススメなきっかけは趣味が同じかどうか、というのが一つのポイント。
趣味でなくても、ボランティア活動とか、休日のスポーツなどの種類でも良い。
仕事以外でお互い共通して打ち込んでいるものがあると、話せば話題も豊富になるし、いろいろと相談したりされたりということだって可能になる。
イチオシは休日にたしなむ同じスポーツがあること。
そしてそれがテニスというのが一つのオススメ。
エレガントなスポーツで、女性にも男性にも人気がある。
一緒にプレイしたりすることも出来るし、二人で汗を流して行く内に結びつきも自然に強くなっていく。
彼だけがテニスをたしなんでいて貴女が仮にやったことがなかったとしても、十分にいける。
貴女がいろいろと彼に相談してテニスのやり方を教われば良い。
それで親ぼくが深まっていくようになる。
隠蔽工作はきっちりと!同僚女性たちとは距離を置く
社内恋愛の難しさの一つに、同性の片思いの感情はすぐに分かってしまう、というポイントがある。
どんなに隠しても、なかなか思い通りに行かない。
ちょっとした仕草、彼に対する目線とか彼の名前を同僚女性が出したときの貴女の反応などなど。
それをできるだけ隠し通そうとするなら答えは一つしかない。
自分がある片思いの同僚男性に目をつけた時点で、同僚の女性たちとはなるだけ距離を置くこと。
あまり近づかないこと。会話も避けた方がよいだろう。
そうやって貴女自身の細かな表情とか反応をできるだけ隠すのだ。
それというのも彼のためにも、周囲のためにも迷惑をかけることのないように、という正しい配慮のためでもある。
社内恋愛でしっかり隠すことには正しい配慮が
なぜ二人の関係を隠さないといけないのか?
その理由はすごく大切だし、正しい理由もある。
三つにまとめてみよう。
- 一つには彼への迷惑がかかることを避けるため、
- そして同僚女性たちのやっかみとか不快感を生まないため、
- 社内風紀や上司への印象などを通じて、貴女自身への批判をかわすためでもある。
つまり、二人の間のトラブル、そして二人にまつわる周囲とのトラブルをできるだけなくす。
そういう目的として、隠すことは大切になる。
学生時代だってなかなかオープンなつきあいというのは難しかった。
社会人だったらなおさらになる、ということを押さえておこう。
恋愛は片思いから始まるけれど、社内恋愛だと進展せず、立ち消えで終わる人も多い。そんな社内恋愛の難しさ、厳しさを知っておくことも大切になる。
下にまとめてみよう。
- 職場は基本的に誰でもお金を稼ぐため来ている。
だから貴女が片思いを告白したりすれば一気に迷惑になる危険が大きい。このため、彼が交際に同意してくれても、極秘の付き合いになる。
社内風紀にも引っかかりやすいし、周りにも悪い印象ばかりになるためだ。 - そしてバレれば同僚女性たちにも嫌われたり恨まれたりする。
貴女が片思いしている人は、他にも思いを寄せている同僚女性がいると思った方が良い。
そんな彼女たちとの人間関係がぐちゃぐちゃになってしまうこともある。 - こうした理由が重なって、どうしても気後れしてしまう。
それでふつうの恋愛よりもなかなか告白もできない。でも、それでいながら相手の男性は毎日顔を合わす関係。
片思いの中で一番辛いと言って良いかも知れない。
社内恋愛は最強の出会い?お互いを一番理解できるチャンス
でも実際、社内恋愛は確かに多くの人たちが経験しているし、そしてまた結婚への一番の近道とも言えるかも知れない。
その理由は何よりまず、お互いを一番知ることの出来る恋愛関係だから、ということにつきる。
職場というのは毎日の1日の大半を一緒に過ごす場所。
そんな環境の中にずっといれば、性格や本音、そして相性や趣味、好みなども見えてくる。
普通の恋愛関係では知り得ない様な相手のこと、クセとか短所だって知ることも出来る。
最強の出会いと言えないだろうか?
だから、確かに片思いから脱却して、何とか相思相愛の関係に持って行きたいのならば結局は貴女の決断次第だ。
確かにどこかで失敗したり、周囲にバレたりして迷惑もかけてしまうリスクもあるかも知れない。
けれどそうならないために知恵を巡らして懸命に努力もする。
それしかないのではないだろうか?
相手の男性の迷惑も考えるだろうけれど、同時にまた、その彼と貴女の将来はその迷惑というリスクの上にあることを忘れてはならない。
二人の幸せがかかっているとも言える。
片思いのままで終わったら、それこそ一生後悔することになるかも知れない。
どうするかは、あくまでも貴女の自由。
それも強調したいけれど、一生のための決断のしどころでもある。
迷惑をかけるかも知れないけれど、それのウラには幸せが息づいている。
それをぜひ心に留めておくことを願いたい。
丸山さくら