
満員電車はストレスの温床だと言うこと。
これは誰でもうなずけるが、特に女にとって病気になる入り口のようなもの、というのはご存じだろうか?
満員電車というのは乗れば乗るほどストレスが増大するわけで、結局それが男でも女でも病気につながることになってしまう。
それはどういうことなのか、だがそれが分かったとしてもどうやって気をつけたり避けることができるのだろうか?
なぜ満員電車のストレスが病気につながるのか
一つには、ストレスというものを特に女性なら軽視してはいけないと言うことだ。
満員電車というのは都心や都市部に勤務先がある場合、そこに出勤する方たちにとって避けようがない交通手段になる。
だから仕事だから、と半分諦めて利用しているわけだが、でもそういう我慢自体が実のところ大きな病気の元々の温床になりかねない。
ストレスが過重に蓄積すれば基礎代謝や血行が悪くなる。
そうすると肌荒れとかむくみも出やすくなってきたりするし、便秘や生理不順なども起こしやすくなってきてしまう。
さらに免疫機能も下がってくるから、花粉症やアトピーなどの疾患も出やすくなる。
そして自律神経のバランスも崩れてしまうのだ。
よく出勤時に過敏性大腸症候群になってしまう人が多い。
これは結局出勤時の満員電車や乗り換えなどで知らないうちにストレスが蓄積しているためだ。
これによって自律神経が乱れて男の場合なら下痢をしたり、女だったら逆に便秘になってしまう。
私などもこういう体験はさんざんした方だから、今は満員電車の受難から逃れて本当に楽をしている気分だ。
ウイルス性の病気やうつ、がんなどもかかる可能性が
でも病気といえばこういうものばかりではない。
免疫力が減退したり血行が悪くなる結果、長期間にこれが及べば脳梗塞や心筋梗塞、そして生理不順なども起こしやすくなってくる。
さらには乳がんとか子宮がんなど、女特有の病気にまで行き着くという怖い予測もできるはずなのだ。
がんというものが免疫力の低下に寄ることが原因でかかることはよく知られている。
そして満員電車を毎日乗り続けることなどから来る過重なストレスは、まさにこういうリスクを増大させる可能性もあるにちがいない。
また、自律神経のバランスが崩れることからメンタル的に異常を来たし、うつ病を併発する場合だってあり得る。
さらにもう一つ、女も男も区別なくぎゅうぎゅうに密着して長時間過ごしている中には、たとえば風邪やインフルエンザのウイルスキャリアの人だっている。
都会だったらまず間違いないだろう。
免疫力が低下した中でそういう人たちと密着していれば同じ病気にかかってしまうリスクも跳ね上がってしまうのだ。
もちろん病気にならなくとも、ああいう過酷な環境でずっと過ごしていたら誰だってイライラするし、アドレナリンも分泌されるから怒りを覚えたりぴりぴりしてしまうのだ。
ちょうど車の運転をしている女の人と同じ精神状態ではないだろうか?
満員電車に慣れた人なら腹が立ってもその時だけ?でもストレスは甘くない!
そういう満員電車に長期にわたって乗り続ける人もいるし、その中にはちゃんと女性だって多い。
そしてそういう女の人の場合、いろいろと細かなテクニックを身につけていたり、またメンタル的に一見慣れていたりして、あまり表立って身につまされないような過ごし方をしているようだ。
だがストレスというのは結局目に見えない分ややこしい。
つまり本人が忘れてしまった、もう消えてしまったと思っていても心のどこかに蓄積されているのだ。
それがいつかは表に出てきて、体や心に何かの悪影響を及ぼしてしまう。
よく言われているのが電車に乗ることを考えると冷や汗や震えが体に表れるパニック症候群。
そして先のうつ病。
うつ病にも2種類あって、単に気持ちが落ち込んで何もする気力が湧かなかったりするときもあれば、頭痛や吐き気、倦怠感に襲われてしまうケースもあったりする。
こういう精神的な病気にかかりやすい人は男も女も精神的に繊細だったり、あまり社交的でない人も多い。
それだけ自分の本当の気持ちを自分の中にしまい込んでしがちな人が、やっぱりこういう精神的な疾患になりやすいようだ。
だからこういう病気を避けるためには、本当のところ腹が立ったらその気持ちをストレートにどこかにはき出すことが一番になる。
でも実社会ではそういう行為、おいそれとできるわけがないし、ましてや満員電車の中。結局乗れば乗るほどストレスが溜まり続けてしまうことになるしかない。
それに加えて女性の場合、男性から危険な行為に会うような被害も覚悟しなくてはならないし、またそうでなくてもこういう満員電車の中、という異常な空間の中では精神的にもろい人は「危険な行動」に出る人もいる。
時折ニュースでそういう出来事は目にするが、結局こういうことをすべてまとめて、はたして逃れる方法はあるのだろうか?
一番良いのはストレスの元を絶つことしかない!満員電車に乗らないライフスタイルを
ここでこういう満員電車から受けるストレス。
一番弱者の女の身だったらどういう逃れ方、避け方があるだろうか?
確かにある程度、経験やテクニックでわずかなりともそういう過酷な環境で快適を求められるような方法もないではないだろう。
だがそれも五十歩百歩で、目に見えないストレスを完全にシャットアウトできるものでもない。
だからあくまでも、女の人がそういう環境から身を守るためには、そういう交通手段に頼らなくても良いような仕事、そしてライフスタイルを模索すること。
これが非現実的かも知れないけれど一番理想的な方法ではないだろうか。
「そんなことはわかりきっている。だができるわけがない」
と多くの人たちは考えるにちがいない。
もちろん私だってそう思うし、すぐにそういう仕事とか生活に変えるのは絶対ムリだ。
だが、何年間の間とか、時間的なスパンを設定してみて、その中で徐々にそういうライフスタイルを組上げていくよう徐々に計画していく、ということだったらどうだろうか?
いろいろ長い目で見れば自分の未来像とか、将来やりたい仕事、また住みたいところなどもイメージに現れるにちがいない。
現れない場合には、改めてそういうものをしっかりと人生設計してみるのも良いと思う。
はっきり言って、女の方でも20代~30代前半までならまだあの過酷な満員電車に何とか順応できるだろうけれど、その後は加齢とともにかなりの健康リスクも覚悟する必要がある。
すぐにではないが、そういう理想的なライフスタイルを見据えて、今のストレスに耐えて行くしかない。
大変なことは私も経験上、充分承知しているつもりでもある。
それはもう本当に推し量るしかない。
でもぜひ将来的にそういう前向きな展望を持って、今をしっかり生き抜いていただきたい。
水野江麻