末期ガンに冒されながら、小林麻央さんはブログKOKOROの続投を頑張っている。
あれだけの激痩せになった自撮りの顔。
現在は申し訳ないけれど、元気な頃とすっかり面立ちも変わってしまったとしか言いようがない。
小林麻央さん自身、自分の激痩せした体を鏡で見て泣いてしまった。
それほどの恐ろしさ。それが本当に末期がんというものだ。
でもそんな現在、小林麻央さんは激痩せ状態、花チューブを通していながら僥倖を信じて頑張り続けている。
現在容赦無く病状が深刻度を増している中、本当に助かって欲しい、助かりますように、という励ましの声が続々届いているようだ。
だが、実際問題として麻央さんが今後回復していくことはあるのか?
自分の激痩せした姿に泣いた小林麻央!それが末期がんの恐ろしさ
現在もなお 小林麻央さんは病魔と闘っている。
本当に末期がんは恐ろしい病気だ。
世間でも多くの方達は身内や知人にがん患者がいて、その病状を見たことがあると思うけれど、 小林麻央さんのように激痩せ状態から絶え間ない激痛が命の尽きるまで続くこととなる。
小林麻央さんはかろうじて現在もブログKOKOROを更新し、その中では激痩せ状態はともかく、激痛は薬によって緩和されているようだ。
だが激痩せした自分の体は見たくなかったに違いない。
たまたま自分自身を鏡に写して衝撃を受け、涙したほどのやつれた 現在の様子。
少なくともブログに掲載している自撮り画像を見る限り、現在はかつての元気な時に見られたふくよかなほおの肉がげっそりと削げおち、別人のような狐型の面立ちになっている。
彼女のブログ記事が自分のブログ収入に直結するのを不快に思う人たちもいないわけではないし、そういう人たちによって批判的な声がちょっと前まで多く見られていた。
だがその声すらも現在、か細くなってきている。
その理由、一つには小林麻央さんの病状が本当に生死の境を決するほどの深刻なものであること。
そしてさらには、末期がんという病気の苦しみを傍目(はため)からであろうと身内や知人の末期がん患者を通して知っている人たちからによる同情と祈りの声が取って代わってきているのではないだろうか。
末期ガンを克服して奇跡的に回復したケースはそれでもある!
安易に語ることは絶対できないけれど、そういう深刻な末期ガンに冒されている小林麻央さんが、顔形すら別l人のようになってしまった現在の激痩せ状態から回復していくことはありうるのだろうか?
ないわけではない。
実際、ネットや書籍などをたぐってみれば、そういう奇跡的なケースというのはいくつも見ることができる。
難しいのは、だからと言って現在激痩せ状態で食事も取れず苦しんでいる小林麻央さんがそういう人たちと同じ経路をたどることができるのかどうか、という点だろう。
私も、がんというとやはりそういう病気を心配する年齢に差し掛かっている一人だし、他人事とは言えない部分も大きい。
そのためにその手の情報をよく見たりするのだが、ほぼ一律して言えることがあるように感じるのだ。
それは何かと言えば、そういう末期がんを克服して奇跡的に助かった人たちというのは、多かれ少なかれ必ずと言って良いほどに全面的に既存の正規のがん治療の医療システムに依存しているというわけではなさそうだ。
よく言われている代替医療を始め、食生活や生活習慣の見直しを始め、さらには自分自身で自分のがんを治そうと徹底して取り組んでいる人もいる。
樹木希林さんがその一人とも私は見ている。
樹木希林さんの場合、確かに同じように「全身がんだらけ」と自分で“豪語”するほどの末期の乳がんとなり、そして激痩せにも陥った。
ただ、樹木希林さんの場合、同じ激痩せでも現在の小林麻央さんと異なり、彼女自身が食を断ち、その結果として見違えるような激痩せ状態になったという。
これは彼女のとったがん治療の一つで、飢餓状態にあえてしてしまうことによって、マクロファージを活性化し、それによってがん細胞の増殖を抑えてしまうという方法だった。
現在、樹木希林さんはすでに数年前にがんが消滅したことを医師から宣告され、事実上の治療終了となっている。
他にもがん細胞の増殖を抑えたり、免疫力を高める方法も多く知られ、実際に現在にいたるまで小林麻央さんもそういう代替療法、あるいは民間療法ともいうべきものをトライし続けているようだ。
「乳がんと朝日はとても関係が深く」と語り、明け方カーテンを開けて朝日を浴びながら再び起きるという。
(ブログKOKORO 5月22日の記事より)
折れない心とその勇気はどこから湧いてくるのか
ただ、よく思いを致すのだが、自分で泣いてしまうほどに、あるいは顔の形が変わるほど末期がんによる激痩せの現在にありながら、そういう自分自身を目一杯鼓舞して病気に立ち向かう彼女の姿。
普通の末期がん患者だったらそれこそ意気消沈して、あるいはその意気消沈から自分自身の寿命をも縮める結果になってしまっている、普通だったらそう考えてもおかしくはない。
あくまでも、小林麻央さんのように自分ががんだと宣告されている患者の場合だが。
だが、麻央さんは自分の余命について主治医に尋ねたことまでブログの中で語っていたりする。
そして、その上でしかもあのブログに見られるようなポジティブな思考を絶対に崩さない。
激痩せしてショックを受け、ひとしきり泣いたら元どおりの明るい小林麻央。
本当にすごい、愛すべき女性ではないだろうか?
末期がん患者の病状を間近に見たことのある一人として、本当に安易なことは言えない。
どうかぜひ助かることを願いたい。
水野江麻