職場で気になっている人から、脈ありのような言葉とか親切なことをされた。
心が波立つ、勘違いと思いたくない。
女性なら誰だってそうだろう。
でもはっきり脈ありと言うわけでは無いし、職場だからうっかり気がはやって勘違いしたら大変だ。
彼の本心はいったいどうなのか?
知りたいと思うのは当然だけれど、職場だし単に社交辞令?
友人に話すと脈ありだというも人もいれば勘違いの思い込み、という女子も。
そしてネットやメディアでもよく聞く話だ。
でも、まず最低限は2つのことを知っておくべきだ。
それを語ってみたい。
脈ありの相手だって勘違いされることを避けたい?
職場でよくいるちょっと気になる、憧れてしまう男性社員。
適齢期で未婚の女性だったらそういう彼らのちょっとした表情やしぐさに意識が行く。
そして、そういう男性が自分に示してくれる親切や手助け、笑顔や話しかけなども女心に
「これって脈ありじゃないのだろうか、それとも自分の勘違いとか思い違い?」
と考えてしまうのも当然だ。
ただそこは職場。
顧客に限らず、社内教育などでも明るく笑顔で同僚に接するような配慮も勧められる。
女性社員だったらさらに単なる優しさ、親切心で男性社員に接することも多い。
男性から女性に対してでも基本同じだから、結局のところそれだけで脈ありかどうかは判定が難しい。
もっとはっきり言えば、好意が感じられたとしても、その気持ち自体が弱くてまだ勘違いの範囲でしかないことだってある。
だからちょっと勘違いと見られる内は、そう思っておいてほぼ間違いない。
でも、難しいのはその判断の「ライン」だ、と主張したい方も多いに違いない。
本当は脈ありなのか、この辺個人個人で撮り方が違うし、どこまでがそうだとも数学の答えみたいにはっきり言えないからだ。
ただ、そういう心配をする方への安心材料がある。
それは脈ありか勘違い、どちらに取られてしまうのか、心配しているのは貴方だけではない。
相手の男性だって別な意味に誤解されないかと心配しているからだ。
時間をかけて静観すればやがて徐々にはっきりした態度を
だから、まず一つ目には、とにかく慌てず騒がず、静観していること。
男性にも聞いたことがあるけれど、
「脈ありかそうでないか、分からない時にはひとまず放っておけば良い」
ということだ。
親切や会話などのやりとりなど、別に特別な感情がなくとも職場ではちょっと仲のよい男女ならよくある話だ。
でも、それは男性側だって分かっている。
要するにそういうレベルでは、まだ単に“優しくて親切な同僚”の範囲。
自分の気持ちが伝わっていないかも知れない、と彼の方でも考える。
だから、そうではなく本当に彼が貴方に脈ありで、交際を望んでいるというのならば、必ず誤解のしようがない形で徐々に気持ちを表す好意を示してくる。
同じ職場なら、不意の異動とかでもない限りその男性と離れることはあまり考えられないはず。
時間をかけて彼のホンネを自然に引き出すのはこれが良い。
職場に配慮しながら自分からアプローチもあり?
もうひとつは、ちょっと手放しでオススメできかねるけれど、貴方の方で本心どうなのか、彼に直接気持ちをぶつけて語りかけてみることだ。
タイミングとかずいぶん難しいかも知れない。
けれど、貴方の方でどうしても我慢できないような気持ちにまでなってしまったり、自分の尺度で絶対
「勘違いではない、脈ありと思う、思いたい!」
と切羽詰まった気持ちが拭えないようなときは、行動に打って出るのもアリだろう。
もちろん職場なので、周囲の人とかに悟られないよう、まずは当の男性本人にのみ自分の気持ちを打ち明けて見るとよい。
くどいけれど、行動一つ取って脈ありか勘違い課を見分けるのは難しい。
それが二度三度重なっても基本同じ事が言える。
だが、それで貴方の気持ちが動いてどうしようもなくなる、ということも良くある話だ。
彼が本当に脈ありかどうか、それを知りたいとも思うだろうけれど、もう一つ、自分の気持ちをも踏ん切りを付ける。
これも大切になる。
この二つの目的がいわば“大義名分”。
気持ちのモヤモヤ、ソワソワが大きくなってどうしようもないなら、ぜひがんばっていただきたい。
最近の男性はやっぱり草食系が増えた?
ただ、私がこういう風に女性の方から脈ありか勘違いかを男性に告白してはっきりさせることを願っている、そういう背景にはやっぱりというか、男性の草食化が目立っているようにも思えるからだ。
何となくだが、男性の方が変に屈折している、自分の気持ちをうまく言い表せなくて、好きな女性ともうまく付き合えない、会話が出来ないなどの人も多くなっている。
職場でも同じで、以前私が勤めていた職場など、脈ありとか勘違いほどではないけれど、言葉の行き違いとか思い違いで切れていた若い男性社員がいたりした。
硬い表現だけれど、自己表現力の欠如、それがどうやら男女交際にも割って入っているようだ。
でも、だからこそ、そういう時には職場というデリケートな条件を乗り越えてでも、女性の方で男性の気持ちをとらえ、背中を押し手上げるのも良いのではないだろうか?
というか、現実をみれば女性が動いていなければ結婚など無かった、というカップルが元いた職場の同僚社員にいたことがある。
そして、勘違いすることで、いろいろな面倒を引き起こすこともある。これも確かに職場だったらあり得ることになる。
だがネガティブなことばかりはどう配慮しても際限ないのではないだろうか?
将来だってかかっていること。
成功に失敗はつきもの。
そういう開き直りも大切だ。
自己責任ということで大人の決断を、前向きに進めてみていただきたい。
水野江麻