断食って今はやっているみたいですねえ。
何しろ私の彼氏もやっているので。
ぽっちゃり型だった彼氏が、なんだかずいぶん肉がそげた?
とか、こういうダイエットのやり方があるんだな、と衝撃です。
彼氏のやり方がうまいのかどうかわからないけれど、確かに効果あるみたいです。
健康にも超良い!とは彼氏のコメント。
なわけで、その彼氏をまねて、最近私もチャレンジしてるんですが、断食っていうと敷居が高い感じがするかも知れません。
断食のやり方ってどんな?
本当に効果あるの?
ダイエットできるの?
そこで!
彼氏の「実況」ルポする形で、彼氏の場合の効果がどんなのか?
そのやり方と一緒にまとめてみました。
あくまでも
「保証はできないけど、こういうことをやってサクセスしている人がいますよ」
的な内容になるんですが、鉄板的なノウハウをつめてお伝えしてみます。
最初はきついぞ?まず1日二食そして一日一食へ
彼氏が自分のメタボに打ちひしがれて、断食に目覚めたのは今から半年前。
話を聞いてみると、最初のうちはいろんな本を読んだりネット検索して、健康に害はないか仕事に差し支えないか?
ずいぶんチェックしたそうですよ。
でもいろいろ情報を仕入れていくと、どうやら朝ご飯抜きでも大丈夫そう。
というか、むしろ朝を食べない方が調子が良くて頭が回る、そういう情報が多かった、と彼氏。
これが彼氏の背中を押して、朝ご飯抜きの一日二食から始めるきっかけになったそうです。
そして、断食スタート。
というわけで、まずは最初の二週間は、今までの一日三食から二食に変えたそうです。
いきなり一日一食はハードルが高いので、まずは小手調べ的に二食から、だとか。
専門家の書いた本を特に参考にしながら、朝御飯を抜いたと言います。
ご飯の代わりに野菜ジュースやお茶、梅干しなどを代わる代わる朝に飲むだけだったとか。
彼氏の話だと、
「午前中は排泄の時間だから、朝に食べてしまうとそれがうまくいかなくなるって本に書いてあったから」。
「朝を食べないと力が出ないんじゃない?」
と私が言っても、
「とりあえずしばらく続けてみるから。」
と取り合いませんでした。
でもその後二週間くらい経つと、空腹にも慣れたと言っていました。
「始めは俺も半信半疑だったけど、空腹って慣れるもんだな、と思ったよ」
自分のことに自分で感心している彼氏です。
その脳天気さというか何というか、とにかくハナシを進めます。
お腹のグーグー鳴るのはきついけれど健康に向かう印?
その彼氏が言うには、三食から二食、二食から一食に移るときが大変だったそうです。
食事を一段減らすと、そのたびに空腹感がハッキリ出てくるらしいですが、それを乗り越えるのが大変だとか。
夜中でもお腹の虫がグーグー鳴いたりして目が覚めることもあるようです。
そして、日中普通に過ごしているときもちょっとふらついたり。
「お腹がグーグー鳴るけれど、これは健康の印だぞ」
と彼氏。
彼氏が参考にした本は10冊くらいになりますが、どうやらその本の中にもお腹の虫のことが書かれていて、一言で言えば彼氏の言うとおり、
「お腹の虫がなるのは健康に向かう合図」
らしいですね。
なお、あくまでも彼氏のコメントが100%正しいかどうかはわからないので、断食に興味のある方は十分に専門の方に相談したりしてみることをオススメします。
とにかく体重70キロあまりの彼はそれから一日一食に突入。
夕食しか食べないようになりました。
「好転反応」がきつい?だるさと頻尿が
その後しばらくすると、彼氏の言うには、
「なんだかこの頃からだがだるくてさ」。
断食のやり方が間違っているんじゃないかな?とずいぶん悩んでいたようです。
でも、これも彼氏のコメントですが、体がだるくなったり重く感じてくるのも断食の効果のひとつで、こういうネガティブな効果を「好転反応」というそうです。
彼氏は他にも頻尿がすごくなった、といってましたが、これも好転反応の一つらしく、ネットで検索すると同じような反応の出ている方のブログがありました。
私は心配して、彼氏に
「前立腺が大きくなったとか、怖い病気なんかもあるんじゃない?」
言ったことがありましたが、その頻尿も断食を続けるうち、収まってきたと言います。
「たまに頻尿が出てくるけれど、一つのデトックス効果みたいだな。ストレスがたまりすぎたりするとぶり返すみたいだ」
くどいけれど、断食していて同じような症状というか反応があった方がいらっしゃったら、医療機関への相談をオススメしたいですね。私は怖いので・・・
ついにメタボ圏外、中性脂肪値100を切る?
その彼氏が先日、地域の定期検診に足を運んで身体検査をしました。
彼氏にとっては「待ってました」的な期待だったそうです。
そして、その結果を見ると、あくまでも外見上のハナシですが
去年は体重が70キロあまりだった彼氏が、なんと60キロを切る軽さに!
私より軽いかも?
胴回りも、前は90センチくらいあったらしいけれど、今じゃ77センチ!
メタボ認定ボーダーの85センチを軽々超えて、黄金の「メタボ対象外」。
「今まではいていたズボンやスウェットパンツもブカブカになっちゃった。かえって困るな」
とはしゃいでいる(?)彼氏は、ダイエットに苦しむ世の女性たちの悔しさをどう思っているんだろう?
中性脂肪値が「夢」の二桁台?
そしてそして、かつては定期検診の結果を見るたび嫌気がさしていたという、その彼氏の一番のいやな数値が中性脂肪値。
以前は300とか400。
ひどいときには確か600くらいあったのですよ。
それが今回確認すると、なんと90。
メタボのボーダーの140を超えて、夢の二桁の殿堂入りをしてしまいました。
栄養のあるものでも食べすぎるとダメ?
「まさか中性脂肪値が100を切るとは思わなかった。一生デブで通すしかないかなあと思っていたんだ」
とご満悦の彼氏ですが、本当に断食ってこういうものなのかなあ?
まあ、効果は彼氏のスマートな姿(!)を見て、それが動かぬ証拠になっちゃってます!
だからなんとなく腹落ちしているんで、私もちょびちょびと彼氏にやり方を教わってプチ断食してます。
でも正直、私は今でも断食とかそのやり方、ギモンです。
その理由は、一つにはよくテレビやメディアで流れている健康食品とか、栄養の豊富な食べ物。
その手の宣伝いくらでもみられます。
「これが身体に良いからどんどん食べてね!」
「だからどんどん買ってね!」
みたいな調子ですよね。
だから単純に考えると、そういう栄養のあるものをたくさん食べていれば体にも良いというのが普通の考え方ではなかったでしょうか?
早い話、断食ってその逆ですよね?
でも、最近私も知りましたが、通販サイトや書店などに行くと、医療の専門家や医師の方たちによる断食オススメ本の多いこと!
中には本職の医師や薬剤師の方がで自分自身で実際に断食をしたり、やり方を説明していたりします。
医療の専門家の方たちが自分で断食したりオススメしたりしているので、説得力もハンパじゃありません。
やり方はいろいろあるみたいですが、断食の効果はそういうわけで、正しく行うことでむしろ健康にも良い。
ひとまずですが、そう言ってよいようです。
ただ、だからといって素人は簡単に考えるべからず、というのも絶対忘れてはならないと思うんです。
私も医療の素人なので、彼氏の断食の効果ややり方がこうだったから、というだけで皆さんにイチオシできませんが、女性の方だったら特にダイエットの効果的な方法として注目しすぎるあまり、自己満足になってしまったりするんじゃないかと思います。
ですので、もしもその気になったら、まずはとにかく、しっかりした専門の医療機関や医師の先生に相談するなどしてみることをオススメしたいです!
丸山さくら