Read Article

イボを糸で取ろうとしたら失敗?跡が変なんだけれど本当に大丈夫なんだろうか

イボを糸で取ろうとしたら失敗?跡が変なんだけれど本当に大丈夫なんだろうか

イボは糸で縛ると取れる、ということを聞いて、積年の脇のイボに巻いた。
そして確かに取れた。
けれどもしかして失敗したかも?
今、取れた跡を見てそんな心配の中にいたりする。

糸なんかで取れてラッキーだと思ったのも束の間。
脇の下のところが痛くておできみたいに盛り上がっているままだ。
失敗だろうか成功なんだろうか?

なんだか強引に糸でイボをむしり取った、という感じかも知れない。
このまま脇の下が変なままだったら、取れたまでは良いけれど失敗といえるかも?

でも医者にも行かずにこうして取れるということは、私と同じような悩みのある人には朗報かも、とも思う。
そんな方たちのためにも、私がやった取り方と、念のためその後の様子をご覧いただきたい。

スポンサードリンク

確かにイボは糸で取れる!失敗も少なくとても簡単!

イボはある意味ところ構わず出てきたりする。
だから本当に困ってしまう。

でも、平べったいイボなどではなく、小さい球のような形をしているものだったら、その根元に糸をしっかり縛り付けて血の流れを止めるという方法がある。
それで数日すれば血の流れが止まって取れてしまう。
失敗も少ないと言われたし、すごく役に立つ方法だ。

実際、この方法で取れないまま失敗したという話も聞かなかった。
だからこそ私もその情報を信じて糸を使で取ろうとしたわけになる。

やり方はとても簡単で、イボにちょっと痛いくらい糸を巻き付けて数日おく。
大体一週間すれば血の流れが止まって黒ずんでぽろっと取れてしまうのだ。

私も最初は半信半疑だったけれど、こんな1㎜、2㎜ていどのイボなんかで医者に行くのも変だと思ったし、何よりも友人などもこんな方法で取った経験があったと話していた。

その彼女の話では失敗なんて滅多にしない、と言うこと。
糸を途中で外したりしない限り、イボはそのうち血が止まって取れてしまうのだ。
悩み

私の場合は失敗だったのか?

ところが私の場合、イボが取れたまでは良いけれど、そういうわけで変に跡が残ってしまっている。

取れて最初の頃は確かに今までイボがくっついていたところが富士山みたいに盛り上がっていた。

そこの皮膚も薄くなっている。
血こそ出なかったが、その寸前というところで、赤い。

見れば見るほど疑惑。
「ひょっとしてこれ、再発するんじゃないか?」
みたいな失敗の妄想が浮かんできた。

ただ、2,3日経つとその部分も直径2㎝くらいの赤い点になってきている。
それがこんもり盛り上がっているままだ。
それが今の状態だけれど、取れた跡が徐々に自然治癒してきている、と言うことなのだろうか?

失敗の最たるものは再発?

ただ、イボ自体は結構再発するといわれている。

その理由の一つは、原因がウィルス感染によるためになる。
イボをつくるウィルスがあって(ヒトパピローマウィルスという)、それが皮膚の弱くなった部分に接触し、そこから感染してしまうという。

皮膚が弱くなる、というのは要するに皮膚の免疫力が弱くなってくるためで、例えば次のようなケースがあるという。

・擦り傷や切り傷など、表面に傷ができた時
・外で強烈な紫外線に当たって日焼けした時

そのほか、加齢するほどやっぱり皮膚の免疫力も弱くなってくると言われていて、だから高齢の方たちは肌にそれっぽいものができやすい。
中でも首などは服の襟で皮膚がすれてしまうことで、イボがよくできるようだ。

ただ、いずれにしても糸で取ろうと皮膚科にかかって取ろうと、その後でもウィルスはまだまだ残っている。
そしてまた、外からの感染もあるかも知れない。

だから、こうした皮膚の劣化、免疫力の低下などが起こりやすくなってくれば、当然にそこにウィルスが入り込んでイボができる可能性は十分ある。
そんな風に再発してしまうことがもっとも大きな失敗になるだろう。

実際、皮膚科の専門医なども、一度取ってしまったからといって決して油断しないように警告しているほどだ。
病院

簡単に糸で取れると思わない方が良い?

私が糸で取ることに成功したけれど、その後の状態が変なので失敗かどうか?

それは後に回すとして、その前にこのようなイボをいつも糸で取れると思って良いかどうか?
こういう疑問があるはずだ。

そうそう簡単なものでもなさそうだ。
専門的なことはわからないけれど、あくまでも最初にお伝えしたとおり、糸で縛ってとる方法ができるのは、基本
「糸で縛れる場合に限る」
ということ。

例えば、
・まん丸でなく平べったい
・根元が広がりすぎてきっちり糸が結べない
・髪の毛などの中にできてしまっている
などの場合、この方法は全く使えないからだ。

それに私などはまだ軽症のはずで、中にはもっと大きかったり、同じ場所にいくつも重なるようにイボができているような重症の場合だってある。

だから素人が安易に考えるべきものでもない。
ごくごく軽度なものに限るし、それでも失敗も考えて行かなくてはならない。

さらには自分一人で取ろうとすれば、それ自体自己責任の心配もついて回る。
ここまではぜひしっかり理解しておいていただきたい。

私のその後の状態は?

なお、最後になるけれど私の糸で取ってしまったイボのあったところの話になる。

その後どうなったか、と言えばお陰様で日にちの経過とともにどんどん普通の肌の状態に戻ってきているようだ。

取った初めの頃に見られた赤みもだんだん引いてきて小さくなってきたし、その部分が蚊に刺された程度まで小さくなってきてしまった。

実際、友人も同じ方法で首の小さなイボが取れた時、同じ心配をしていたそうだ。
でも皮膚というのは意外と再生能力は高いらしい。

取れた後を見て、彼女も最初は「まさか失敗?」とも思ったらしいけれど、ある意味傷口のかさぶたが治って取れるようなものだったという。

彼女が糸を使う方法で取ったのは20代の頃で、もう5,6年前になる。
けれど今はその跡形も無くなって、どこがそうだったのかもわからないとか。

そんなわけで、いろいろ条件があるけれどそれをクリアして糸を結べるところならば、基本自分で取れる。
そして跡も治ってしまうといえるだろう。

私も彼女の話を信じて、そうなるのを心待ちにしているこの頃だ。

水野江麻

スポンサードリンク
Return Top