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花粉症は 1月でも症状が出て頭痛が?他の病気と勘違いしないためにすべきこと!

花粉症は 1月でも症状が出て頭痛が?他の病気と勘違いしないためにすべきこと!

花粉症にかかる人は年々増えている。
それとともに春先にピークを迎える前、真冬の1月、すでに花粉症の症状が出る人も多い。
その時の症状はまず頭痛がある。

けれども時期的に1月で、しかも頭痛とかいうとすぐ花粉症とはわかりづらいのではないだろうか?
実際1月なら風邪もあるしインフルエンザだって流行している。
頭痛はその典型的な症状のひとつだ。

それだけではなく、ノロウィルスに感染して発熱したときにだって頭痛はする。
こういう風に、間違いやすいのがこの時期の花粉症だ。
どういう風に見分けていけばよいのだろうか?
ちょっとお伝えしてみよう。

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なぜ1月にも花粉症が?

花粉症で早くも1月に頭痛が出るというのは、本当に困ったことだ。
でも、そもそもなぜそんなに早くかかるというのだろうか?
疑問に思う人も多いに違いない。

でも、はっきり言って花粉症の症状を引き起こす花粉は、草木の種類を問わなければ一年中飛んでいる、というのが実情だ。
そして花粉によっては頭痛を引き起こすものも多い。

もちろん1月はまだ花粉の飛散量は少ない。
だからあまり重い症状にならなかったり、花粉症の症状自体を訴える人も多いとはいえない。

それでも頭痛をはじめとして、鼻水、くしゃみなどの症状を訴える人たちは年々1月でも増えてきているようだ。

そして、春先に大爆発する花粉症の引き金となるスギ花粉。
これが実は1月すでに飛んでいる。
というより、スギ花粉の飛散スタートは毎年10月なのだ。

だから特に飛散量の多い年など、早い時期でも飛んでいて当たり前。
単にピーク時よりも飛散量が少ないに過ぎないし、頭痛など軽いながら症状が早く出てしまう人がいてもおかしくはない。

そして同じく年々変化する傾向としてだが、人々のアレルギー反応に対する免疫力が年々弱くなっていっている、といわれている。
だから花粉症にかかる人も年々増えていて、その一環でピークでもないのにかかってしまうのだ。

大切なので、上にお伝えしたことをまとめてみよう。
1.スギ花粉は1月でもすでに飛んでいる(ただし飛散量は少ない)。
2.人々の免疫力が年々落ちているため、少量の花粉にもアレルギー反応が現れて、症状が出やすくなっている。

こういう風に、人と自然のコラボみたいにして頭痛が出てきてしまうのだ。
スギ花粉

花粉症かそうでないかの見分け方は?

ただ、そういうわけで1月という時点では花粉症独特の目のかゆみやごろごろ、執拗なくしゃみや鼻水までにはなりにくい。
症状自体は軽くてまだ楽だ。

だがそのためにかえって困ったことが出てくる。
他の病気と間違えやすい、と言うことだ。
1月などの真冬は特にそう言えるかもしれない。

いったいそれらとどういう見分け方をすればよいのか?

これははっきり言って
「素人にはわからない」
というのが最も正しいはずだ。

だから決して自己判断に任せないこと
そしてどんな病気なのかをしっかりと把握するためには、とにかく早めに病院に行って診断を受けて治療すること。
これが最も確実になると言い切ってよいだろう。

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寒さと乾燥で様々な病気が

花粉症の症状も様々だが、頭痛は1月によく現れるものの一つだ。
その頭痛だって一番最初にお伝えしたとおり、様々な病気でも現れる。
特に風邪の引き始めなどは一緒にくしゃみや咳など、見分けがつかなかったりする。

そんな真冬になると、他の病気と間違えやすくなるのか?
一つには、そういう寒い季節になると免疫力が大きく低下することが知られている。
その原因は一つには空気の乾燥、もう一つは寒さ自体だ。

冬になると寒さで血管が収縮し、血行が悪くなる。
このため冷えが発生しやすい。

そして乾燥によって体の水分が奪われることで喉や鼻などの粘膜が乾き、ウィルスや細菌に感染しやすくなる。
また、乾燥肌など肌の弱い人は、皮膚に直接花粉が刺激して様々なトラブルをもたらすことも多くなる。

こういう自然の厳しさから、いろいろな病気がこの時期起こりやすくなる。

毎年 1月に同じ症状が出るからと、楽観は禁物!早めに治療を

ただ、
「そんなことはわかりきっている。ただ、毎年のようにこの時期同じ症状がしたり頭痛を覚えるから、花粉症で間違ないから」
というように、例年恒例になっていることをタテにして医者にかかろうとしない人もいる。

だが、そんな場合でもぜひ医療機関にかかることは大切だ。
たとえば花粉症にかかっているときには免疫力が低下していて、こじらせてそのまま風邪に移行することもよく知られている。
インフルエンザになってしまっている可能性だってある。

実際私も放っておいて市販の薬でごまかしていたら、いつの間にか本式の風邪になって熱まで出てきたことがあった。

経験上からはっきり言ってしまうけれど、市販の薬は頼らない方がよい。
複数の症状を対象にしているし、自分にとっては不要な成分が含まれたり、逆に弱い効き目しかなかったりすることだって多い。

そういうわけで、1月は頭痛など、一見軽い症状に見えるけれど、他の病気だって微妙に絡んでいないとも限らない。
また、免疫力が低下しているので他の病気も呼び込んでしまいかねない。

早めに医者にかかって治療しておくこと。
そういう心がけが大切だ。

免疫力の低下を防ぐことも大切に

そんなわけで、1月といえども花粉症は流行るから注意してしすぎることはない。

とはいえ、かかるのをなかなか防ぐことはできないはず。
せいぜい花粉が体に付着したり、鼻や喉に入り込んでこないようにグッズを駆使するくらいだろう。

ただ、それだけにやはり根本的な対策はどこかで意識しておくべきだ。

その一つは免疫力の向上を目指すこと。
血行をよくするためにウォーキングなどの運動を欠かさず、肉食などの偏食をしないこと、飲酒を避けて規則正しい生活を心がけることなどだ。

でも、そのような免疫力向上の必要性を感じさせるのが、かえって1月とか12月頃の花粉症の症状かもしれない。
そういう時期に頭痛が出てきたらぜひ注意してみていただきたい。

水野江麻

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