連絡がこないまま、いつの間にか自然消滅。
待つ期間を決めるべきという意見もあるけれど、いろいろ考えてしまう。
良い調子で付き合っていたのに、だんだん顔を合わせるのもまばらになり、そのうちに連絡がこないという状況、そして自然消滅で結局暗黙裏の破局。
私もメール上で、一度だけ体験した。
別に相手からの連絡を待つ期間など考えることも無く、元々本当につきあい始めだったこともあって、それほど気にもとめなかったし、特別な思い入れもそのぶん無かったからまだ良かった。
だが中には泣くに泣けないような自然消滅のケースもあるようだ。
そう言う時に待つ期間を決めたり、こちらから連絡を入れるべきなのか、相手の男性の気持ちをしっかり確かめるべきなのか、確かに迷ってしまうのだ。
でもそんなときだからこそ、しっかり考えておきたいポイントというのもある。
連絡がこない場合、待つ期間をつくるか放置するかはケースバイケース!
こちらからゾッコンだった彼氏から連絡がこない。ヘンだなと思いきやいつの間にか自然消滅した、というのは、相手の男性の性格とか、お互いの関係にもいろいろ左右されるけれど、絶対にあり得ない話でもない。
よく考えて見れば分かるのだが、いちいち別れ際に「別れよう」と言う言葉を相手の女性に投げかける男性も辛いものがあるし、女性だって聞きたくない。
だから自然消滅というのがお互い最小限に心が傷つくのを避ける、という場合も多いのだ。
ただ、一つ言い得るのだが、こちらがそういう場合、私のように待つ期間など決めるような発想すら出てこなかったような浅い付き合いなら、そういうことも自然だな、と考えられるかも知れない。
けれどもすでに極端な場合、体の関係まで結んでいたり、また先々結婚まで視野に入れていた付き合い方をしていたなどという場合には連絡がこないなどと言うことは冗談にもあってはいけないはずなのだ。
その時にこそ自然消滅を避けて、きちんと対処していく必要がある。
だから待つ期間を考えていくかどうかは、究極の言い方をすればお互いに相手との関係をどう考えているのか?
どのくらい深い関係だったのか、これから先どうしようとしていたのか、などなどその“深刻さ”を考えてからの話にしておけば良い。
そして私自身の経験からだけれど、はっきり言って待つ期間などをもうける必要の無いような浅い関係だったらそれっきり忘れてしまうこと。
そういう努力をした方がより将来的、建設的だ。
自然消滅じゃやっぱり困る!そういう時にとるべき3つのポイント
だが逆に、連絡がこないと自然消滅されてはたまらない、私がどれだけ彼氏のことを考えていたと思っているの?みたいにして友人女子につかみかかる様な勢いにまで気持ちが深みに入っているようだったら、確かに待つ期間をもうけてしまう必要もあるだろう。
だがその前に、ぜひ考えて起きたいポイントがある。
とても大切なことだし、あるいは貴方の今後の道を左右するかも知れないのだ。
ぜひ以下3つを心にたたんでおいて頂きたい。
自分に連絡がこない理由を相手の彼氏本人に直接尋ねるのが一番正確
その一つ目には、とにかく不安だと思ったら直接当人に連絡を入れて、事情を聞いてみるのが良い。
経験則で言ってしまうけれど、こちらが不安な気持ちを増幅させているのに対して、実情は実にたわいもない原因だったりすることが多いからだ。
下手をすれば笑い話で終わってしまう時だってある。
私が友人女子たちから聞いた話の中で一番「AHOだ!」と思ったのは、なんと女性の方でも男性の方でも、互いに相手から連絡が入ってくるものだと思っていた、思い違いをしていた、というものだ。
最後にデートで別れた時に彼女は彼氏に「連絡するね」みたいなことを言ったらしい。つまり彼女の方から携帯やメールを送ると言っていたのだ。
それを彼女はコロッと忘れていた。
そして思いあまって彼氏にこちらから連絡してことの原因を尋ねた時、
「君からそう言われていたので俺も待ってたんだけど」
と言い返され、思わずブーッと吹き出したという。
取り越し苦労もここまで行けば見上げたものだ。(爆笑)
でも実際、こういう風に自分で言ったのに忘れていたり、また聞き違いをしていたなどというのは現実に良くあることだ。
そういうことでやたらに傷が深くなってはつまらない。
だから怖いのは分かるけれど、とにかく直接相手に尋ねるのが一番の早道だ。
人に聞いてアドバイスを受けること!最悪事情を話すだけでも良い
ただ、連絡がこないと言うからにはそういう風にこちらから連絡が入れづらいケースもしばしば起こるものだ。
たとえばこちらの方では相手の男性のメルアドとかTELを知らない、自宅の住所はなおさら、などなど。
そう言う時には次善の策として、彼氏を知っている人に言づてなどを頼む、と言う方法もあるだろう。
また、それすらも出来なければ、そういうケースの経験者とか、体験者である友人や仲間などに事情を話してみるのも良い。
冗談抜きで、たとえ解決策がそれでも分からない場合だとしても、人に話すことで気持ちが軽くなるものだ。
そして、そういう連絡がどうしても取れない、時間の経過とともに自然消滅が迫ってくるような強迫観念すら浮かびかねない時には一番の安心材料が人に話す、相談することとなる。
待つ時間を決めるのは最終手段
それでもおぼつかない、いつまでもやっぱり連絡がこないままだったら、ある程度待つ期間を決めて見切りをつける覚悟を決めること。
この時点でようやくそういう方針をとるようにすれば良い。
ただ、先の通り待つ時間としてどういう風に長さを決めていくかは、二人の関係のありようにもってくる。
だから一概には決められないけれど、たとえばという話で私の周囲の友人女子たちが納得できる期間として、
1.親密な交際で、しょっちゅう連絡をしていた関係だったら2週間。
2.ちょっと親しいくらい、友達以上、恋人未満くらいだったら2ヶ月または1ヶ月。
こんなところを参考にして頂ければ良いと思う。
後はご自身がどのくらい彼氏との関係を緊密に考えているかでアレンジしていけば良いと思うし、またはこういう提案をたたき台にして、ご自身でまたせっていすればよいだろう。
最後になるが、ある意味これが一番大事になるかも知れない。
連絡がこないばあい、すわ自然消滅するかも?という心配がよぎるのは十分同情できるけれど、最終的にそれでも待つ期間を考えるかどうかは、自分の気持ち次第だ。
はっきりいって、他人に決めてもらうべき案件ではない。
一番おすすめなのはご自身が納得が出来るまで待つのがベストと私自身は思っている。
出会いというのは本当に天の配剤というか、それなりにすごく大切に思うべきことだと思うし、そうやって巡り会った二人の縁をそうそう簡単に切るべきものではない、とも考えるからだ。
連絡がこない場合、いろいろ取り方は人それぞれだし、自然消滅も選択の自由。
だが人と人との出会いだけは自由にならないはず。
待つ期間を考え始める前には、ぜひそういう出会いに対して謙虚になってみることをおすすめしたい。
神野天希(かんのあまね)